【死】を常に感じて生きる。大切な人との向き合い方。
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どーもRockyです。
いつの日か死ぬって実感ありますか?
死を常に考えている人もいれば、
そうじゃない人もいると思います。
少なくとも、僕は忘れていました。
家族、親戚、恋人、親友、友達、
上司、先輩、後輩、恩師など。
あなたにとってかけがえのない大切な人いますよね?
絶対みんないつか死にます。
絶対はないと言いますが、これだけは絶対です。
そのときに後悔せずに、あの世へ送り出すこと出来ますか?
親の「死」について考えさせられる機会があったので、
新鮮な感情のまま書いていきたいと思います。
よかったらご覧ください。
【死】について
誰しも一日に一度は必ずニュースなどで、「~死亡しました」って聞きますよね?
それって意外と現実的で非現実な感覚はないですか?
「かわいそう」「若いのに」なんて感じるけど、
なんか他人事のような気持ちで見てしましませんか?
身近な人の死は感じれても、どこかの誰かの【死】っていまいちイメージがわかないんですよね。
人間だけじゃなくて生き物も物も形も、必ず「死ぬ」「壊れる」「失う」時がくるんです。
「あたりまえ」が「あたりまえ」じゃない
こんな経験ありませんか?
恋人と別れてから「やっぱ好きやったなあ」
物を失くしてから「便利だったのに」
アーティストが亡くなってから「この曲名曲やなあ」「LIVE行きたかったなあ」
人って何か失ったときか失いそうになった時に、その魅力に気づくんですよね。
それまであたりまえすぎて見えなかったものが、失ってからみえてくるんですよ。
その安心に甘えて、日々死に向かって進んでいるのに、気づくことができないんですよね。
実際に死を身近に感じた出来事
今日の朝、お母さんがきつそうにこう言いました。
「胸と歯が痛くて自転車で病院まで行けないから車で送ってくれない?」
僕は、お母さんがこんなこと言うのも、
珍しいからよほどきついんやろなと思って、病院まで送っていきました。
送って行ったあと、同じ病院で勤務しているお父さんから電話がかかってきました。
「状態が悪そうだから、大きい病院に行かなきゃいけないんだけど、家族が一人救急車に乗らないといけないから乗っていってくれる?」
病院に行くとお母さんは元気な様子で、「行ったり来たりさせてごめんね」と言ってくれたことをはっきりと覚えています。
容態は安定したようで、「2時間後にもう一回採血をしてそれで悪かったら県病院にいくらしい」とお母さんから聞きました。
僕は、素直に「よかったね!お大事にしてね!」と声をかければいいのに、
変なところで恥ずかしがりやな僕は、なんて声を掛けたらいいかわからず、
一言だけ、こう言いました。
「行くの面倒くさいから行かんように頑張ってね」
それが、僕なりの励ましの言葉でした。
感情を素直に表現できない僕の悪いところです。
家についたのが病院から出て10分後でした。
家についてから5分後に、また、父親から電話があって、
「また急に状態悪くなったからやっぱり県病院にいくらしい」と電話がありました。
僕はこのときすごく悪い予感がしました。
すぐに病院に駆けつけると、ちょうど救急車に乗り込むときでした。
初めて乗った救急車の中では不安でいっぱいでした。
お医者さんや救急隊員の一言一言や
高速道路のETCを通る際になるピーという音でさえも
敏感になっていました。
普段は車酔いしない僕は、珍しく気分が悪くなりました。
病院に到着してからも、不安はぬぐい切れませんでした。
お医者さんに呼ばれたとき、人生で一番緊張していました。
緊張しながら話を聞くと、
心筋梗塞の一歩手前で不安定狭心症という症状でした。
お医者さんが「今は安定していて大丈夫です。」と言ってくれたその瞬間、
緊張が解けて安心感が全身を包みました。
安ど感からか、後半の話はあまり覚えていません。
そして、入院することになりましたが、
とにかくお母さんが死なずによかったと感じました。
不安定狭心症とは
「狭心症発作が次第に頻回に起こるようになり、労作時ばかりでなく、安静にしていても起こる」というようなときには、不安定狭心症といいます。急性冠症候群ともいいます。
心筋梗塞の前触れです。発作が繰り返し起こっている間に、大きな発作にいたらない前に心筋梗塞ができ上がってしまう(心筋が壊死してしまう)こともあります。
救急車が必要です。ニトロで収まるならば、ニトロを使用してみてください。出典元:日本心臓財団
この経験から学んだこと
まだ死を身近に感じたことないって人も、中にはいると思います。
この経験から僕は学べたことがたくさんありました。
今このタイミングで経験できたことに感謝しています。
「死」を考えていないから、人生に甘えがでるんでしょうね。
どうせ、まだ死なないよって
- 変なとこで恥ずかしがる癖。
- 素直に伝えられないところ。
まだまだ子供だなって感じます。
「生」と「死」は隣りあわせだからこそ、「生」を感じるためには「死」も感じなければならない。
いつ死ぬかわからないから今できるベストのことをする。
いつ死んでも後悔のないように。
今そばにいる大切な人が、明日も元気な状態で隣にいてくれる保証はありません。
聴覚は最後まで残る感覚だそうです。
伝えればきっと思いは伝わります。
最後の最後まで想いを伝え続けましょう。
今、自分が一番やりたいことをする、死んだとき後悔のないように。
大切な人に伝えたいことを伝えれるうちに伝える!